ここからはアクトレイザーの話になります。
アクトレイザーはSFC初期の頃に作られたゲームで、当時イトコが「難しくてクリア出来ないからあげる」と我が家に置いていったのをプレイして、とんでもなく苦労したけどなんとかクリアをした思い出深い作品です。
どんなゲームかというと、主人公は『神』で、荒廃した土地を人が住めるように、土地にいる悪魔を退治して、人を導いていく…という感じのゲームです。
アクションパートが特に難しくて、ラストまでに死なずにクリアしてライフ(残機)を残しておかないとラストステージで積むくらいの難易度でした。
その分クリエイションパート(街作り)は箸休めみたいな感じでまったり街を作ったり、住民が傲慢になってきたら神殿に雷を落としたりとかしましたね…^o^
リメイク版はアクションとクリエイションの難易度が逆になってました。びっくり。
まず難易度が設定できるようになって、イージー・ノーマル・ハードでゲーム中いつでも変更出来るので便利になりました。
アクションはSFC版では穴に落ちたりステージの針に刺さったりすると一撃死だったのが、ダメージを受けるだけになったのでかなり緩和されました…。
あと話が進むと、道中でクリスタルを拾えて強化されるので更にクリアしやすくなりましたね…やさしい。
クリエイションモードは新たにタワーディフェンス(リアルタイムで味方を操作して拠点を防衛するやつ)が追加されていて、それがそこそこに難易度が高い…
砦も自分で特定の位置に決めて置けるので、砦の位置と種類で難易度がかなり変わったりする感じでした(体感)。
自分は難易度ノーマルでプレイしているのですが、ゲームの難易度設定がどうやらタワーディフェンスにも反映されるみたいで、試しにハードに変えて挑戦してみたらあっさり失敗しました^q^ コレハヒドイ(褒め言葉)
リメイク用の新しい要素だけど、これはこれで楽しい…
今4番目の国(アイトス)まで進行してますが、タワーディフェンスかなりヒーヒーしながらクリアしてました…。
あと、リメイクで国の住民に顔グラが追加されたのですが、各国それぞれ違っていて可愛い……
新しく各国に『英雄』キャラが追加されてたりしてますが、元の話は変わらずなのと、天使の煽りは相変わらず変わってないので、ほぼ別のゲームになってる気がしますが、あまり違和感がなくてびっくりしてます。
でも今時にシフトチェンジしたなーというか、「骨太硬派なゲーム」が「萌え要素もあるクリエイションに強化されたリメイク」になってしまいましたね……と、ほんの少し残念な気持ちもあったりする。でも楽しい。
無印プレイヤーの中ではかなり賛否分かれてそうだなーとは思いました。
まず「あの骨太アクションがまたできるのか!」という人や「クリエイションはあっさりのままがいい」という人にはオススメ出来ないなーと思うし…
(私も最初はそう思いながらプレイしてましたし、今回クリエイションに時間がかかりすぎるので少しダルさはあるなぁと…)
人によっては良リメイクだと思うし、受け入れられない人もいるだろうなぁ…と。
でもリメイクされるなんて本当に思ってなかったので、出してくれただけで本当に有難いです……。
個人的にはFC版FF3がリメイクした時に近い気持ちですね。最初は「望んでいるのはこういうのじゃないよ!」だったけど、クリアまでしてみると「どちらも違っていて良い」になるやつ…。なので、まだクリアは出来てないですがルネサンスは良リメイクだなぁと思ってます。